中高年の方には子供のころ、遠足のお供で水筒の蓋の上についていたコンパスに冒険心をそそられ、わくわくしたのが懐かしい思い出としてあるかもしれません。
「たかがコンパス、されどコンパス」を信条とし、命を守る道具として針の動き、気温による金属の伸縮、ギアの動きなど長年の経験に基づき細部にこだわり、職人たちが一つ一つ手作りで、コンパス、温度計、高度計を生産しています。
その精度や耐久性が高く評価され軍事用をはじめアウトドア、車載用、イスラム用コンパスなど様々な用途で全世界に60年以上愛用されてきました。
高度計のセンサー部は携帯性を考えた薄型仕様に加え、オフロードの振動にも20年間耐えられる設計となっており、オフロード車の標準装備として300万台に搭載、活躍してきました。
今でも登山、ボート用などでは電池が不要で、いざという時に頼れる存在として、またGPSなどのバックアップ用としても活用されています。
本来の使命を忘れずに、常にその品質に妥協せず、各部材から日本製にこだわり続けて無機質な液晶表示に飽きたアナログファンの期待を裏切らないよう努力しております。